健康に関する情報

病院の上手なかかり方

 病気やケガをした時、どのように病院を選んでいますか?病院の上手なかかり方を知って、より良い医療を受けましょう。

上手なかかり方の5つのポイント

1.あらかじめ伝えたいことをメモしておく。
症状について(いつから・どんな・現在は)、既往歴(過去にかかった病気)・現病歴(現在かかっている病気)、食べ物や薬のアレルギーなどをまとめておきましょう。
2.優先順位をつけて伝える。
限られた診察時間を有効に使えるよう、まずいちばん気になっているところから順に伝えましょう。
3.大事なことはメモをとり、納得したうえで治療方法を決める。
治療について(方法・効果や危険性・予後・費用・今後の見通しなど)十分説明を受けて方針を決めましょう。
4.セカンド・オピニオン制度を活用する。
セカンド・オピニオンの目的は、診断内容や治療法に関して他院の専門家の意見・判断を聞くことで、患者さんが治療に際して不安を軽減することです。大学病院や国立医療機構の病院では、セカンドオピニオン外来や受付を積極的に行っています。手術や放射線療法等で不安が大きい場合は、一人で悩まずにこのような制度を活用しましょう。

セカンドオピニオン・ネットワーク http://www.2-opinion.net/

セカンドオピニオン・ネットワークとは、より良い医療環境作りを目指して、ボランティアたちが所属と立場を超えて結成したプロジェクトです。

5.相談室などを有効活用する。
治療や費用のことなど、患者の疑問に応えてくれる医療相談室やメディカルソーシャルワーカーを設置している医療機関があります。医師に言いにくいことなどはこうした組織を利用するのも一つの方法です。

かかりつけ医・薬局を持ちましょう

かかりつけ医 かかりつけ医・薬局があると、自分や家族の生活環境・健康状態を把握したうえで、相談にのってもらえるので安心です。一ヶ所に決めておけば、薬の重複処方や飲み合わせによる副作用を未然に防ぐこともできます。また、必要がある場合はかかりつけ医から専門医へ紹介状や検査データが提供されるため、非常に効率よく治療が行えます。

自分の健康を守るのは自分と心得て、普段から信頼できるかかりつけ医・薬局を決めておきましょう。

pagetop

病院の種類

医療施設のうち、病床数(ベッド数)が20以上のものを「病院」、19以下のものを「診療所」と区別しています。
機能によって、次の3つに分けることができます。

名   称

概要・特色

1

特定機能病院

  • 高度の医療の提供、医療技術の開発、高度の医療に関する研修を実施する能力を備えている。
  • 診療科10以上、病床数400以上。
  • 一般の病院や診療所からの紹介制をとっており、紹介状を持たない場合は、初診時に特定療養費が請求される。

2

地域医療支援病院

  • 地域の病院や診療所と連携を図っていく。
  • 病床数200以上。
  • 24時間体制の救急医療を提供し、救急患者を優先的に受け入れる一方、他の医療機関への逆紹介も行うなど地域医療の中核となる。

3

上記1・2以外の一般病院・診療所

一般病院

  • 病床数20以上で、通院や入院で一般的な治療が可能。
  • 医師、看護職員、薬剤師の患者1人当たりの配置人員数に基準がある。

診療所

  • 病床数19以下で、軽微な症状や日常的な病気に関して対応する。
  • 医師が開業しているケースが多く、一般的な病気に関する初期対応に大きな役割を果たしている。

その他使われる病院名

名   称

概要・特色

4

大学病院

医学部のある大学や医科大学に併設されている。高度で専門的な医療に加えて臨床教育や臨床研究を担う。

5

総合病院

2の地域医療支援病院が相当する。入院や手術を必要とする病気やけが、慢性病の治療、救急医療を担う。

6

救急指定病院

救急搬送を受け入れるための病院。24時間体制がとられ、初期(一次)、二次、三次に分けて対応している。

7

労災保険指定病院

病気やケガの原因が、業務によるものまたは通勤の途中で起きたものの場合、労災保険により受診することができる病院。

医療費を意識しましょう

医療費は、診察料の他に投薬料、検査料、処置料、画像診断料などの組み合わせで決まります。決められた診察時間以外や休日・深夜に受診すると医療費が加算されるので、緊急時以外はできるだけ診療時間内に受診しましょう。

加算の内容(一例)

名 称

適 応

初診時加算額

再診料加算額

時間外加算

表示されている診察時間以外

850円

650円

休日加算

日曜日や祝日などの休診日

2,500円

1,900円

深夜加算

診察時間外の午後10時〜翌朝1時

4,800円

4,200円

乳幼児加算

6歳未満の乳幼児の診察

720円

350円

電子化加算

電子カルテや画像処理装置をIT化している場合

30円

  • 保険診療では、実際にかかった医療費の合計から3割を自己負担します。
  • 保険診療以外の治療では、上記の加算が必要ない場合があります。
  • 乳幼児の場合、診察時間以外(時間外、休日、深夜)に受診すると、さらに各時間帯に応じた費用が加算されます。

ジェネリック薬品とは

ジェネリック薬品新薬(先発医薬品)の特許が切れたあとに、違うメーカーから製造販売される後発の医療用医薬品のこと。有効成分、効果・効能は同じでも、新薬にくらべて薬代が約半分になるため、自己負担が減るというメリットがあります。価格以外にも使われる添加物や形なども製薬会社により異なりますが、品質や安全性は厚生労働省の審査で承認されています。薬によっては替えられない場合もありますが、一度、医師か保険調剤薬局に相談してみてはいかがでしょうか。

かんじゃさんの薬箱 http://www.generic.gr.jp/

pagetop

Copyright © acom Health Insurance Society. All Rights Reserved.